デントリペアという仕事の面白さはまったく同じテクニックを利用してまったく同じ手間と時間でありとあらゆる種類の車種に対応出来るところです。
全ての車両に対応できるこのテクニックの市場の潜在能力は馬鹿に出来ません。
そしてヘコミを気にするオーナー様の気持ちは皆同じです、車が大好きなオーナー様の為、仕上がりをみて喜んでいただく為・・我々は誠心誠意一つ一つの仕事をこなして行くだけです。
今回の依頼は軽トラックです。修復に要した時間はわずか１０分でしたがバッチシ綺麗に仕上がりました。かつては高級外車がオーダーの８割を占めていましたがデントリペアの知名度が大きく広がりつつある近年では施工にお持ちいただけるお車は多種多様です、またご来店いただけるお客様も自動車マニアのお客様からファミリー層や女性のお客様も近年増えつつあります、ようやく成長期を迎えようとしているデントリペアは『綺麗に、早く、安く』のメリットを忠実に再現できる職人の育成にかかっていると考えスクールの責任は益々大きく感じております。

スーパーカーから大型トレーラーまで国内外を問わず現行の車種は殆ど施工実績がありますが、パトカーが未経験です。施工できる日が楽しみです・・

当校の講師陣は定期的に訪米し受講生、卒業生に対し常に最新のこの業界の情報に触れられるようにしています。『海外の技術者は大雑把で仕上がりは日本人が一番だよ！』なんていっている方に限ってその情報の出所なんて不確かなものはありません、聞きかじりや憶測ではなく当校は確実な情報を具体的にお伝えする事にこだわりをもっていますそれが独立開業を視野に入れた技術スクールの責任だと感じているからです。
コーティングやカーフィルム、各種リペア等現在あるカーディティーリング産業のほぼすべての発祥の国の先進性やスピリットはそれを支える文化からしてスケールが違います、まだまだ学ぶべき事は多いのです。今回の訪れたイベントは全米、ヨーロッパ(EU各国)、イギリス、カナダ、オーストラリア、アジア諸国のデントリペア技術者が一同に集まるデントリペア技術者の為の祭典です。このイベントに定期的に訪米する理由はデントリペアの技術大会の見学と各デントリペアツールメーカーの新作を手にとって見れるからです、画像やカタログをみて想像するのと手にとって開発者の話を聞くのでは雲泥の差がありますデントリペア技術者として決して軽視できない情報です、もうひとつの理由は、ここでしか再会出来ない各国のデントリペアラーとの親交の為でもあります、今回は世界同時不況の影響かやはり入場者数、出展ブース、イベントを含めかなり規模が縮小されていたのが残念でした。しかし以前は東洋人の参加が珍しいらしく（日本人としては２人目でした）主催者からのインタビューがあったりなどそこそこ注目されていたのですが近年中国や台湾などからの来場もある様でこのイベントにおいても東洋人の市民権を得てきたのではないでしょうか。
今回出会った技術者や久しぶりにあった友人に『ヒロシ！久しぶり！』の次に必ず『ケンジは元気かい！』と聞かれるのには驚きました、こんな遠くに来たのに友人デントリペアラーの名前が出てくるのはとてもうれしく思います『彼はとっても元気だよ』と勝手に応えておきましたよ押味さん!

ここ近年非常に多いのが他のデントリペアショップの施工跡の手直しです・・多い時は週に数回あります。
非常に上手に直せているけどあと一歩って言うものから同じデントリペアを名乗られるのが腹立たしいものまで症状は様々、そのような電話での問い合わせもとても多くなってきています。
この日はプレスラインの施工を断られたと言うユーザー様からの問い合わせがあり対応いたしました。

この日は珍しいキャンピングカーのデントリペアです。アストロタイガーという名前のお車です。
エクボはボンネットとフロントフェンダーに5センチクラスが一箇所ずつです。愛車のへこみは車種を限らず気になるものです。当店では様々なお車の施工実績があります。デントリペアのことなら何なりとお気軽にお問い合わせください。

降ひょうによって凹んでしまったお車の修復にはデントリペアが最適です、日本にこの修復方法が伝わってから１０数年経過してようやくひょう害＝デントリペア的方式が定着して来ました。
普通に従来通りの修復方法で修理すれば、修復暦や事故暦が付いてしまい大幅評価ダウンしてしまう様なところをデントリペアで修復するとオリジナルのパネルオリジナルの塗装で修復でき症状の重いものでなければ即日から数日で納車する事が可能です。
やればやるほど素晴らしい技術だなと我ながら感心してしまいます。問題は優秀な修復ノウハウを習得した技術者の少なさですね、毎週のように手がけているデントリペア施工跡(失敗跡)の修正なんかは施工するたびにガッカリします。私達はデントリペアのメリットを存分に発揮できる本物の技術者の育成に本気で取り組んでいます。

この日入庫したお車はなんと天井だけで428箇所（軽く見て）のヘコミがついてしまった雹（ひょう）害車です。板金屋さんに相談すると天井の板金かパネルの張替えしかないといわれたそうです。車の天井はパテ痩せや歪が出やすく、ルーフパネルの張替えにしても大幅な査定ダウンは避けられません・・・と不安そうなオーナー様ですが『大丈夫ですデントリペアで直せますよ！』のスタッフの声に一安心です。修理は後日です。

今回は近県で降雹（ひょう）があった為、当日から多くの問い合わせをいただきました、
被害の少ないこの車両はなんと数時間で完全修復できました。各パネルに数十箇所の修復に講師の正確でスピーディな作業風景に受講生の方も改めて驚いておられました。
雹（ひょう）害車両の修復にはやはり専門の知識や工具が必要不可欠です、技術だけではなく車両保険を適用した場合の保険会社様との折衝や見積もりノウハウといったことも必要です。
当グループではベテランの雹（ひょう）被害車両修復のエキスパートが責任を持って施工に当たっております。

ひょう害対策本部を運営する当社は日本全国のひょう被害にあった地域に優秀な対策チームを派遣することが可能です。
この時期になると全国のひょう被害の情報が続々とはいってきます、しかしベテランの職人チームを派遣する為にはより正確な現地の情報収集が必要不可欠です。
当社では可能な限り早い時期に現地に入り被害情報を徹底的に把握し、すぐさまその情報をメンバーで共有出来るような体制をとっています。昨年も北海道の知床をはじめ様々な地域に赴きました。より正確な情報をより早く必要としているグループメンバーに伝える・・まさに報道のような役割も担っています。
現地で作業をしていると今回のひょう被害の調査をしているテレビ局の方に目をとめて頂きインタビューを受け私達の活動に興味を持っていただきました。
我々のひょう害対策本部は報道カメラと同時期に現地入りしすでに活動を開始しています。

当社では日本全国の雹（ひょう）によって被害を受けてしまった車両の修理を組織的に行う全国ひょう害対策を運営しています。
当社のひょう害修理課程を修了した優秀な職人をチームで被災地に派遣し、効率的・組織的に対策を行います。これまで全国の被災地で当社の技術とシステムが評価されてきました。

雹（ひょう）被害の車両を従来どおり板金塗装してしまうと非常に大きな歪やムラが出てしまい車両の価値を大幅に下げてしまうことがあります。
デントリペアはもともと欧米において雹（ひょう）被害車両の修復のため発祥したもので雹害車両の修復に一番適している修復方法です。
しかし国内にはひょう被害の車両を修復した経験があるベテランの職人はまだまだ少なく雹被害特有の修復ノウハウや工具も装備されていることは少ないのも現状です。そこで当社は優秀なベテラン職人のスケジュールを調整し組織的に対応しています。
経験豊かなベテランの職人がチームで作業いたしますのでその修復レベルの高さとスピードで多くの支持を受けています、また雹（ひょう）害修理は車両保険が適応できますので面倒な手続きも当社で全て対応しています。
毎年この季節ごろは全国的に天候が不安定になり雹（ひょう）が降りやすい状況が整ってきます、ゲリラ豪雨や竜巻の予報が出たときは十分気をつけてください。