Long time no see!



当校の講師陣は定期的に訪米し受講生、卒業生に対し常に最新のこの業界の情報に触れられるようにしています。『海外の技術者は大雑把で仕上がりは日本人が一番だよ!』なんていっている方に限ってその情報の出所なんて不確かなものはありません、聞きかじりや憶測ではなく当校は確実な情報を具体的にお伝えする事にこだわりをもっていますそれが独立開業を視野に入れた技術スクールの責任だと感じているからです。
コーティングやカーフィルム、各種リペア等現在あるカーディティーリング産業のほぼすべての発祥の国の先進性やスピリットはそれを支える文化からしてスケールが違います、まだまだ学ぶべき事は多いのです。今回の訪れたイベントは全米、ヨーロッパ(EU各国)、イギリス、カナダ、オーストラリア、アジア諸国のデントリペア技術者が一同に集まるデントリペア技術者の為の祭典です。このイベントに定期的に訪米する理由はデントリペアの技術大会の見学と各デントリペアツールメーカーの新作を手にとって見れるからです、画像やカタログをみて想像するのと手にとって開発者の話を聞くのでは雲泥の差がありますデントリペア技術者として決して軽視できない情報です、もうひとつの理由は、ここでしか再会出来ない各国のデントリペアラーとの親交の為でもあります、今回は世界同時不況の影響かやはり入場者数、出展ブース、イベントを含めかなり規模が縮小されていたのが残念でした。しかし以前は東洋人の参加が珍しいらしく(日本人としては2人目でした)主催者からのインタビューがあったりなどそこそこ注目されていたのですが近年中国や台湾などからの来場もある様でこのイベントにおいても東洋人の市民権を得てきたのではないでしょうか。
今回出会った技術者や久しぶりにあった友人に『ヒロシ!久しぶり!』の次に必ず『ケンジは元気かい!』と聞かれるのには驚きました、こんな遠くに来たのに友人デントリペアラーの名前が出てくるのはとてもうれしく思います『彼はとっても元気だよ』と勝手に応えておきましたよ押味さん!